2010年7月12日月曜日

im getting well!!



こんにちは!!takaです。最近やっと体調も回復しフィリピンの生活にも慣れてきました。コミュニティにも行かせてもらえます笑。

日曜日にはナプサさんと一緒にパササンバオ〈健康促進、オルタナティブな治療法の推進、コミュニティ内の健康セミナーなどの活動をしているナプサさんのNGO〉の活動に参加してきました。ココナッツの木がたくさん生えているティナガカンというところの子どもたちに健康、栄養素についてのセミナーを開きました。すごいなと感心したのは、説明をしているのが現地の14歳の女の子!!説明が上手とはいえないかもしれないけど、パササンバオが奨学金のサポートをしている子どもの一人で、その子が画用紙を見ながら子どもたちに説明します。外の人間じゃなくてそのコミュニティの人がメインアクターになっていて少々驚きでした。

そして私は空いた時間でニパ作りに挑戦しました。ニパとはココナッツの葉で作る屋根のことです。ココナッツの木が多いこの場所は、ニパ作りで生計を立てている人が多いです。
ニパ作りはとても難しかったです。しかし楽しい!!日本でもニパの家があったらいいのにって思う^^ニパは1つが2ペソで(約4円)売れて、学校がない土日には子どもたちがニパ作りを手伝ってます。コミュニティで一番早い子は一日に70個作ります。一日に140ペソ分のニパを作って家計を助けてます。

十分な収入とはいえないけど彼らの生活はニパ作りで成り立ってます。


話は変わって、最近いろんなコミュニティに行ったり、NGOの人と話したり、NGOの活動を見ていて思うことがあります。それは彼らの抱える問題が、そのコミュニティによって抱える問題は違うけれど、どうすれば解決するのか?どのようなアプローチがいいのだろうかっていうこと。ジェネラルサントス市にはブラアンという民族の子どもたちに学校を建設したり奨学金制度を通して支援している日本のNGOがあります。結構大きな団体で5つの学校をすでに建てて新しく高校を建設しようとしています。その団体の日本人の人と話す機会があるんですが、考え方がナプサさんやアテビンと違います。もちろんその団体の活動も立派なものだとは思うんですが、ナプサさん曰くそのコミュニティが必要としているのは何なのかっていうリアリティを彼は知らないらしいです。

本当に困っている人たちに何が必要なのかを知ることはたぶん日本人がフィリピンに来ても分からないような気はしますが、いろんな人とそのことについて話してみたいです。ちなみにナプサさんとアテビンはコミュニティで住民をオーガナイズしたりファシリテートしてエンパワーメントってやつに重点を置いて活動しています。その人たちが自分たちで何かできるようにすること。とても時間がかかる活動で、プロジェクトの経過と結果に重点を求める日本のNGOには難しい活動かもしれません。

んじゃ私はここで何をすべきなのか・・・。もちろんエンパワーメントなんて自分がパワーもってないのにできるかって話なんで、せめて自分が気づいたことをコミュニティの人に伝えたり、一緒になにか活動したり、調査まがいのコミュニケーションをしていってコミュニティの人にちょっと違った何かを感じて欲しいなって思います。

んー難しい!!!!! フィリピンでできることもあるけれど日本でできることもかなり多いなと思う近頃です。それではまた^^

4 件のコメント:

  1. たかの考え、いいと思う。何も技術がないから、できることはそんなにないよね。だけど、客観的に見ることはできるし。たくさん学んでね!
    そういえば、サッカーはしてるの?

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  2. zenzen sitenai... hisasiburi!!

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  3. ボールはある?買った?

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  4. kuukou de toraresou ni nattakedo aruyo!! tukattenaikedo...

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