2010年7月27日火曜日

Rally and SONA


こんにちは!!takaです。先週の土日に親戚集めて「吉川クリスタルビーチ」へ行ってきました^^きっと日本人が運営しているビーチなのでしょう!!飾らないきれいなビーチでしたが、子どもたちとはしゃぎすぎて風邪気味です・・・笑。たまにはリフレッシュもいいものです。

 さてさて昨日26日は、フィリピンの新大統領ノイノイ・アキノ氏のSONA(state of national address)がありました。ようは、大統領の演説なのですが、フィリピンのいくつかの場所ではそれに合わせてラリーが開かれ、ここジェネラルサントス市でも約200人の規模でラリーが行われました。アテビンもそのラリーのためにラントンやクラセで呼びかけを行っていました。

 ラリーの内容ですが残念ながら、タガログ語で行われ私が無知なためにあまり理解できませんでした。後で説明をしてもらうと、政治的殺害についてでした。アキノ氏が大統領になって一日目にジャーナリスト1人、NGO活動家5人が殺されたようです。大統領が命令したわけではないのだろうけれど、政治的殺害の問題が改善されるかどうかは重要な問題です。

 その他にもラリーの中で、授業料増加反対やマイニング反対など、参加した人たちはそれぞれの主張を、声を張り上げて叫んでいました。アキノ氏は小学校を6年から7年に、高校を4年から5年に増やすと主張しています。(フィリピンでは中学校はありません。)それで卒業後に仕事が見つかるのかはさておき、学校に行く期間が二年も延びると、授業料が払えず学校を退学する子が増えるかもしれません。国民はそれに反対しています。

声を大にして主張した人の中にはラントン、クラセ、Mindanao State University、その他各地からの多くのの人たちがいます。LKMやモロの女性や大学の生徒など年齢、性別関係なく参加し、仲良くなった人や顔を知っている人たちが一度に集まるラリーが私はかなり好きです。内容をきちんと理解できないのが残念ですが、その分写真をたくさん撮って記録に残したいと思います。

 フィリピンも新政権になって2ヶ月と少しが経ちますが、聞く話やテレビを見ていると反対している人が多いです。多くの国民は貧困に苦しんでいるのは明らかで、その人たちの声が政治に響くような政権になってほしいと思います。ラリーはそんな主張をする、または共有する大事な手段なんだと思います。

 日本の新政権はどうなっているのでしょうか・・・気になります。。。


フィリピンでは今月はNutrition Month(栄養の月) ということで明日はラントンでFeedingがあります。ご飯作って子どもと食べてきます!!それでは7月も終わりますが、楽しい夏を過ごしていきましょう^^

Ps: 昨日からホストファミリーが飼っている猫(メス)が外に出しておくと妊娠してしまう、ということでボクの部屋にいます。猫との共同生活はなかなか和みます。

2010年7月20日火曜日

attention plwase!!


こんにちは!!takaです^^ 最近は体調がいい感じです!!が、軽く便秘気味です・・・。

さてさて、われらがアテビンですが、最近体調が優れません。レントゲンの結果、心臓が大きすぎて負担になっているそうです。心配です・・・。

そんなアテビンと主に2つのコミュニティによく行きます。
ひとつはRanton(ラントン)。去年11月に行ったコミュニティでMoro Women Centerによって建設されたデイケアセンター(プレスクール)があります。子どもたちはとてもうるさくて一人しかいない先生は毎日大変ですが、みんなかわいらしいです^^しかし時に危険です笑。けんかが始まったら誰かが泣きます。
18日(日)も午前中にモロの女性(30代以上の女性)、午後にLKM(モロユース)のミーティングのために行きました。しかし、午前中に集まったのはなんと3人!!他の人はみんな忙しそうにしていました。日曜日には彼女らは市場に行くのでミーティングに参加できませんでした。(何人かは掃除とか洗濯とかですが・・・)人が集まらず次回に延期になりました。
午後のLKMは前回参加した子の内、18人が欠席・・・。伝わってないのか、用事があるのかはわかりませんがとても残念な参加率です。ですが、新しく参加してくれた子もいます。

もうひとつはKulasi(クラセ)というコミュニティ。海岸沿いに位置して主に漁で生計を立てています。ここは土曜日に同じく女性とLKMのミーティングのため行ってきました。午前中の女性たちのミーティングには打って変わって約80人の女性が集まりました。入りきらずに外の通路に座って聞いている人もいるほどです。マイクも準備されていていろんな人がしゃべったいいミーティングでした。
午後のLKMは残念ながら前回決まったchairmanが不在のためまた多数決で役員を決め直しです。彼はバレーボールの選手で練習のため参加できなかったそうです。新しく大学生とコミュニティの漁業している男の子たちが参加してくれましたが、漁業のため何人か途中で帰って、結局大学生が中心の役員構成になりました。個人的に非常に残念な結果です。なぜなら、fishermanの男の子を巻き込めなかったから・・・。

4つのミーティングを通して、思うことが主に3つあります。
1つは彼らの都合のいい日に日程を調整すること。日曜日には女性たちは市場に行くし、平日は学校があるっていう条件を踏まえないといけない、ということ。
2つ目は人を集めるにはコミュニティのchairman, captainなどの協力が必要、ということ。もちろんアテビンと十分話し合った上での協力。クラシのchairmanはムスリムの女性でアテビンの話をよく聞いてくれて張り切ってミーティングの準備をしてくれていたので、大勢集まっていいミーティングが開けたんだと思います。
3つ目は、ミーティングが有意義なものでなければ人が集まらない、ということ。継続して参加してもらうには、参加して満足だったと感じてもらうことが大事なんじゃないかなと思います。大人はアテビンの話をよく聞いているから満足そうな様子ですが(実際に感じているかは分からないし、途中集中してない人もいるけど・・・)、LKMの10代中心の子たちはその場の雰囲気やノリで参加している子が多いので(女の子は比較的参加率がいいが、男の子は厳しい)、その子たちが次回参加してくれるようにするにはどうすればいいのか、と考えます。考えた結果、きっと参加して楽しかったら次回も着てくれるんじゃないかなと思います(個人的意見)。日曜日にコミュニティの広場で一緒に草刈りして遊んだ経験を踏まえて、みんな楽しんでやってくれていたので、次回は来てくれるんじゃないかな、と思います。(そんなに甘くないかな~)

ミーティングの内容はまた次載せようと思います。参加率が悪いのはフィリピン人の性格もあるかと思われますが、ミーティングに参加してもらえるように努力していきたいと思います。それでは!!

Ps: 最近アテビンの娘がちょくちょくいじってきます・・・。負けずにいじろうと思います。二人ともなかなか面白いです笑!!

2010年7月12日月曜日

im getting well!!



こんにちは!!takaです。最近やっと体調も回復しフィリピンの生活にも慣れてきました。コミュニティにも行かせてもらえます笑。

日曜日にはナプサさんと一緒にパササンバオ〈健康促進、オルタナティブな治療法の推進、コミュニティ内の健康セミナーなどの活動をしているナプサさんのNGO〉の活動に参加してきました。ココナッツの木がたくさん生えているティナガカンというところの子どもたちに健康、栄養素についてのセミナーを開きました。すごいなと感心したのは、説明をしているのが現地の14歳の女の子!!説明が上手とはいえないかもしれないけど、パササンバオが奨学金のサポートをしている子どもの一人で、その子が画用紙を見ながら子どもたちに説明します。外の人間じゃなくてそのコミュニティの人がメインアクターになっていて少々驚きでした。

そして私は空いた時間でニパ作りに挑戦しました。ニパとはココナッツの葉で作る屋根のことです。ココナッツの木が多いこの場所は、ニパ作りで生計を立てている人が多いです。
ニパ作りはとても難しかったです。しかし楽しい!!日本でもニパの家があったらいいのにって思う^^ニパは1つが2ペソで(約4円)売れて、学校がない土日には子どもたちがニパ作りを手伝ってます。コミュニティで一番早い子は一日に70個作ります。一日に140ペソ分のニパを作って家計を助けてます。

十分な収入とはいえないけど彼らの生活はニパ作りで成り立ってます。


話は変わって、最近いろんなコミュニティに行ったり、NGOの人と話したり、NGOの活動を見ていて思うことがあります。それは彼らの抱える問題が、そのコミュニティによって抱える問題は違うけれど、どうすれば解決するのか?どのようなアプローチがいいのだろうかっていうこと。ジェネラルサントス市にはブラアンという民族の子どもたちに学校を建設したり奨学金制度を通して支援している日本のNGOがあります。結構大きな団体で5つの学校をすでに建てて新しく高校を建設しようとしています。その団体の日本人の人と話す機会があるんですが、考え方がナプサさんやアテビンと違います。もちろんその団体の活動も立派なものだとは思うんですが、ナプサさん曰くそのコミュニティが必要としているのは何なのかっていうリアリティを彼は知らないらしいです。

本当に困っている人たちに何が必要なのかを知ることはたぶん日本人がフィリピンに来ても分からないような気はしますが、いろんな人とそのことについて話してみたいです。ちなみにナプサさんとアテビンはコミュニティで住民をオーガナイズしたりファシリテートしてエンパワーメントってやつに重点を置いて活動しています。その人たちが自分たちで何かできるようにすること。とても時間がかかる活動で、プロジェクトの経過と結果に重点を求める日本のNGOには難しい活動かもしれません。

んじゃ私はここで何をすべきなのか・・・。もちろんエンパワーメントなんて自分がパワーもってないのにできるかって話なんで、せめて自分が気づいたことをコミュニティの人に伝えたり、一緒になにか活動したり、調査まがいのコミュニケーションをしていってコミュニティの人にちょっと違った何かを感じて欲しいなって思います。

んー難しい!!!!! フィリピンでできることもあるけれど日本でできることもかなり多いなと思う近頃です。それではまた^^

2010年7月7日水曜日

i was in sick...

さてさてミンダナオに来て一ヶ月とちょっとが経ちました。この一ヶ月でだいぶこっちの生活にもなれてきました!!・・・と言いたいところですが、つい最近までデング熱というものにかかっていました。そしてさらに入院して点滴を打つという日本でもなかなか経験しないことをこないだまでしていました。

一ヶ月で体調を壊した回数、3回
飲んだ薬の数、たくさん
病院にいった回数、1回
検尿、2回 検便1回

なぜこんなに体が弱いのだろうか??高校ん時から弱いのは知っていたけどここまで弱いとは。ちなみにお腹の調子は特に問題ありません。なぜならもう薬を飲んでウイルスを取り除いたからです。日本にいた時よくお腹を壊していたのは体内のウイルス(アメーバがいたらしい)のせいです。ちなみにそのアメーバも昨年夏にフィリピンでもらいました笑

それで最近思うのは日本は清潔できれいな国だけど、日本人はばい菌やウイルス、病気に対して抵抗力が小さいのかな、ということ。フィリピンだけでなくほかのアジアの国もそうだけど、排気ガスはすごいは水はきたないはハエや蚊かものすごいは一年中暑いは、きれいとはいえない環境です。

そんな環境で子どもの頃から育ってきた彼らはとてもたくましいです。そしてなにより健康管理がとても上手です。

野菜、ビタミンC、魚などバランスよく取ること
疲れたときはまず休むこと
暑くても体を冷やすのは休んでから

日本人は健康管理があまり上手ではないのか(それとも俺が下手なだけなのか笑)と考えるこのごろです。そしてフィリピン人は沢山蚊がいるのにあまり噛まれないのはなぜなんだろう・・・。

退院してやっと体調が元に戻りつつあります。しかし、実は俺が退院した時に、アテビン(お世話になっている人)の知り合いの人の従妹が俺と同じデング熱にかかってパブリック病院に入院してるとのこと。同じ病気ですが、重さは人によって違います。・・・その子はまだ20歳になってませんが、今日病院でなくなりました。俺が入院したとこは私立の病院でお金のかかるところだったけど、公立のは一番安いけど十分な治療ができません。緊急で私立の病院に搬入したけど間に合わずCPUの中でなくなったそうです。

フィリピンの病院は金がかかります。体調管理が上手と書いたけど、それは病院にかからなくても大丈夫なようにするためで、思い病気になってしまったり出産の時には病院にいかなければならない。

デング熱の子は一度も会ったことないけど、でもその子が亡くなったと聞いて落ち込みました。俺は幸い治療を受けられる環境にあるけど、やっぱりほとんどのフィリピン人は治療が受けられず、病気に苦しんだりなくなったりしてるんだと感じる。

久しぶりの日記がちょっと暗いけど、僕は早く治して元気出したいと思います。それと皆さんもしよかったらブログ見てくださいね!!それでは^^

Ps: Wカップ日本惜しかったですね。でも非常に日本にとっていい大会だったと思います。解説の人は本田のことSuzuki HONDAと呼んでました笑