2010年6月22日火曜日

stuation of hospital in mindanao



こんにちは!!takaです^^フィリピンで髪を切りました!!すっごい切られましてしかも変な髪形…。早く髪が伸びることを願って、それまでは市場で買った帽子を愛用しようと思います。

そして今日はコミュニティのことは次回に回して、市内の病院のことを少しですが紹介します。
ここジェネラルサントス市ではPublic Hospitalはひとつしかありません。一応Publicなので政府が管理しているのですが、そこは病院というより避難所のように感じました。一階立ての建物でそこには生まれたばかりの子どもと母親がざっと100人くらいいました。
しかし、ほとんどの患者さんは部屋がなく、待合室、廊下、約30のベッドが並んでいる大広間に所狭しとベッドを並べて横になっていました。出てくる料理はプレートにご飯1カップとおかず少しにバナナ一本です。双子の赤ちゃんが生まれた家族は待合室にベッドを並べて横になっていました。生まれて1ヶ月ほどの赤ちゃんはお腹の調子が悪く、薬を飲ませてもすぐに床にはいていました。
 生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ免疫がなく、清潔な環境でないとすぐに病気になってしまいます。そのため、生後まもない母子には入院することを病院側は勧めるのですが、その数がとても多いため病院のキャパが間に合っていません。
 もちろんPublic Hospitalのなかにも一人部屋があって、そこにはテレビもエアコンもきれいなトイレも備わって快適なところです。しかし、そこですごすには一日800ペソ(約1600円)かかります。ジェネラルサントス市には私立の病院はたくさんありますが、私立だと一人部屋の値段は一日1500ペソ(約3000円)かかってしまうそうです。しかし、Public Hospitalの大広間は一日300ペソ(約600円)でいいそうです。
 ちなみにジェネラルサントス市のデパートで働く人の給料を聞くと一日160ペソ(約320円)でした。この給料から考えてPublic Hospitalの個室で一週間生活すると、単純計算で35日分働かなければなりません。
 
 また、病院には十分な薬がありません。アテビンの知り合いの女性が出産に手術が必要になり、そのため薬を買いに行くことになりました。市内のドラッグストアを7~8件回っても見つからず、私立の病院にいってもありませんでした。結局薬は買うことができず、そのまま手術し出産しました。何の薬かは分かりませんが、きっとめずらしい薬だとは思いますが、薬の種類、個数が足りないのだなと、実感しました。

 市内の多くの妊婦さんはいちばん安くすむように病院へ行きます。そのため、Public Hospitalは患者さんであふれかえり、薬も不足している現状です。市内の人はそれでも病院にアクセスしやすいですが、町から離れているコミュニティの人はどうしているんでしょうか。フィリピンの病院事情でした。

PS:i participate rally on 22 June, its so fun for me haha.

1 件のコメント:

  1. 何の集会に参加するの~?

    新しい髪形の写真もみせて!!!

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