2010年12月20日月曜日

第三回人権サミット 2010/12/05

 一泊二日でダバオに行き、3rd Human Right Summitに参加しました。

2日に行われたKARAPATANの総会で決まった役員とInpeaceのメンバーなどが参加し、6日1日で行われたサミットに参加しました。記録係でしたが、連れがいなく大規模だったためなかなか楽しいと言えるものではなかったです。

ミンダナオ中で今起きているグローバリゼーションが背景にある事件を先進国はもっと知らなければならないのではないか。そしてそのシステムに歯止めをかけることをしなければ、大きな恐怖が逆に世界を脅かすのではないかと考えたい。

サミットの前日にビショップっぽい人の話はなかなかためになったと思う。あのような話をどんどん積み重ねていけば「変わる」かもしれない。そして、ここまでExtrajudicial killing やExtrajudicial prisonerがいる中で、フィリピンの方針が変わらないということは本当に一部の人だけで政治が動いているのだと感じる。

 何かに不満を感じている時、それを主張することをここの人たちはやっている。それが左派であっても、当然のことなのかもしれない。フィリピンでむやみやたらに活動家が殺される背景には、その当然のことが弾圧されるからであって、間違っても活動が間違っていると言うことは無い。そしてそれが時に暴力化した時、また大勢の共産主義者が殺されるのだろう。

 人権が守られないこの社会が変わるには一体何が必要なのか、政治的殺人・囚人だけでなく、コミュニティや社会的地位が改善されること、貧困が解決されるにはどうすればいいのか。フィリピンの人でなく、日本人として考えて生きたい。

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