2010年5月20日木曜日

読書会^^

こんにちは~takaです!!

ブログを書いていて思います。文が長すぎて読みづらいです。。。これじゃうまく表現できず、打ってる俺自身が疲れて内容がグダグダになってしまいます。ので今後から頑張って分かりやすくかつ短く書いていきます^^

今回のブログは読書会について書きます。ちなみに先週から始まり今日二回目を開催しました。(前回は「第二の侵略」というビデオを見ました)
参加者は6人!!先輩が休まれてちょいと心配です…。

読んだ本は「バナナと日本人」鶴見 良行 岩波書店 です。

・私たちが食べているバナナがどこからきているか

というところから始まり

・ミンダナオ島の土地問題
・日本人のミンダナオ入植の歴史(麻農業)
・バナナ農園の出発
・多国籍企業の戦略
・契約農家の実態

そして
・日本の食卓へ
・作る人のことを思いながら
といった流れで書かれている本です。俺がバナナのシールを見るきっかけを作った本です。
ぜひ皆さんも読んでみてください^^あっ読書会も参加してみてください^^

俺もこの本のように、ミンダナオで調べ物とかして自分の感情論ではない客観的なデータを書いていけたらと思っています。

それでは、24日いざフィリピンに行ってこようと思います。

2010年5月19日水曜日

前回のつづき

こんにちは^^takaです!!21日の金曜日に実家のある広島に帰ります。さすがに家族とばあちゃんその他小さい頃からお世話になってる人のとこに顔を出していこうと思います。

前回書いたブログの内容を若干忘れてしまいましたが、つづきの強い動機について書きたいと思います。俺が12月に行ったとき一番強く感じたことはミンダナオとフィリピンのつながりです。どんなつながりかというと、一方的な押し付けがましく見えにくいつながりです。現地の生活と私たちの生活のつながりです。。。それを身近なもので紹介します!!

フィリピンといえば何を思い浮かべますか??
フィリピンミンダナオ島といえばやはりバナナです!!(フィリピンパブの人もいると思いますが笑)みなさんが食べているであろうバナナは約80%はフィリピン産だと思います^^俺も高校のとき朝たくさん食べてました!!そんなバナナについているシールには何が記されているでしょう!?

Dole又はDel monteかなんかのシールだと思います。そしてそれはアメリカの企業名です。今度買い物に行くときにスーパーの果物コーナーにある商品をよーくみてみてください。パイナップルとかジュースとかそのシールがついているものは結構あります。日本では生産が難しいものがたくさん海外から送られてきています。

これが私たちの日本での生活の一部ですが、俺がフィリピンでみた光景、そして勉強していることは輸出している側のことです。。。
フィリピンは前にいった通り農業国なんで「土地」が最重要になっています。しかしそんな土地を大規模に所有しているのは現地の人々ではなく外資系企業になっています。それがすなわち、アメリカのDoleやDel monteといった会社が所有しています。ちなみにミンダナオを車で移動していましたらパイナップルプランテーションがありました。道なりに地平線まで広がりパイナップルが生い茂っています。かれこれ15分、車で走ってもその景色は続きました。。。

なにが言いたいかというとそのプランテーションってのが厄介です。いったいどうやってアメリカ企業はその土地を手に入れたのでしょうか。。。フィリピンではミンダナオ島で10の法律がありました。その中には政府に土地登録していない土地は公有地とし政府の所有となる、公有地法。また、イスラム教徒の土地はすべて公有地になる。さらに、公有地は無償で企業に使用できるという法律があります。そして土地制限としてイスラム教徒は4ヘクタール、キリスト教徒は24ヘクタール、企業は1024ヘクタールまでと制限があります。(第二の侵略、ビデオ参照)

ちなみに初めて日本人で資源をもとめミンダナオに入ったのは戦中の頃です。その人は麻を求めていました。植民地時代を経て今までアメリカを始め日本やスペインの企業がその豊かな資源を求めミンダナオに進出しています。そんな企業はフィリピン政府や軍と絡んでどんどん土地を得ていきました。

土地は先祖代々先祖から引き継いでいます。もちろん政府に申請したりはしていませんでした。そんな中ある日、土地を軍がきて奪われてしまいます。ジェノサイドとよばれる虐殺もおこりました。。。避難民もかなりの数出ました。私がお世話になるアテビンのお父さんもフィリピン軍に撃たれて殺されました。

アテビンはそんな現状で苦しんでいる人たちの支援を考えて、組織を作ったり職業支援したりと活動を続けています。前に書いたラントンというコミュニティは軍からから避難して集まった人びとがすんでいるところです。

現地でそのような話を聞いて俺が思ったことは、現地ですむ人びとぼ犠牲の上に生産されるバナナとか多くのものを私たちがなにも知らずに消費している現状、この国が食料自給率が40%ということ、何も知らないということが世界に住む人びとに悪影響を与えているんだ、ということをいろんな人に知ってもたいたい、ということです。

現地との関わりを知ること、そしてそれを知って何か少しでも行動がかわることを目標にして読みやすいブログとか写真とか伝えていけたらと思います!!では授業に行ってきます(遅れてすみません)

長文読んでいただきありがとうございます^^

2010年5月10日月曜日

フィリピンに行く前に


 こんにちは~takaです^^ フィリピンに行く前に、どのような背景があっていくのかを書いておこうと思います!! その前に昨日俺にとっての今季リーグ最終戦、勝って終われてよかった。でもしんみりしたくないしまた帰ってきたときは一緒にボール蹴りましょう!!

 さてさてフィリピンの最初にきっかけは大学一年目の初めての外国語「フィリピノ語」笑。何を思ってとったのかこの授業のおかげでその夏フィリピンに行き。。。それから2~3回フィリピンに行きましてその都度やさしくあったかい人たちに会ってます。

 こないだ2009/11月末に行ったミンダナオはその中でも大きな衝撃を受け、それが今回再び休学して行こうと思ったきっかけです。この謎のブログをどんな人が見てどう思うのか分かりませんがちょっとでもその衝撃や自分が今感じていること、現地で感じることが伝われば嬉しいです。

 ミンダナオはですね(っていってもまだ俺も勉強中なんできちんとした事実とかデータをうまく使えませんが、行って感じた体験談を書いてみます)自然がいっぱいの場所です。っていっても≪the ジャングル≫みたいな感じじゃないですよ。ちゃんとした市場も建物も道路もあります^^
 フィリピンは農業国なんですが、その中でも断然大きな資源が眠っているところでして、フィリピン産バナナといえば大抵この場所のものかと思います。ジェネラルサントスシティっていう別名ジェンサンも空港に着いたら立派な木々が生い茂ってます。そこの地域の木が70年代かそこらの日本の家とかに使われてました。

 ミンダナオ島にはイスラム教の人たちもいます。フィリピン国内の宗教の割合は約90%がキリスト教で約5%ですが、その約5%の人たちがそこに住んでます。ところでみなさんはイスラム教っていうとどう感じますか??日本自体が無宗教国で特に何も思わなかったり、9.11以降イスラム教徒は危ないんじゃないか??とか思ったりする人もいるかもしれませんが、フィリピン国内では彼らに対しての差別は大きなものとなってます。首都マニラでタクシーに乗った時に運転手さんに「ミンダナオに行った」というと「あそこはイスラム教がたくさんいて危険だから私たちは行かない」と言われました。ただでさえ仕事が少ないフィリピンでイスラム教徒ということでさらに生活が困難になってしまっています。ちなみにフィリピンではイスラム教徒のことをモロといいます。
 
 そして今回俺がお世話になるのがNGO『Moro Women Center』です。決して大きな団体でなく運営とかも苦しい状況です。そこへ自分の生活すらも困難な俺がお世話になりにいきます。笑 その団体はデイケア(幼稚園教育)や織物支援(今は中断中)、青年の組織化(非行に走らないように)などなどの活動をしています。俺がそこに行ってやることは今のところ、デイケアの先生の手伝いとMWCの活動メモ、ニュースレター作りetc... あとサッカー普及させたりあっちの青年となんかやりたいです。

 そしてこのミンダナオ滞在で重要な場所がラントンというコミュニティです。ここの人たちはある理由があって避難してきた人が作ったコミュニティです。その理由っていうのが俺の今のモチベーションになってます。

つづく